みちしるべカレンダー令和二年十二月の書です。
みちしるべカレンダーは黄檗宗青年僧会発行のものです。
『萬物潜萠(ばんぶつらいほう)』
最初の『萬物』ですが、ありとあらゆる全てのものを指します。
最後の『萠』は、きざす・めばえる・事が起こり始めるという意味を持ちます。
『潜』と『萠』の間にレ点が入り、「萬物に萠が潜む」となります。
ありとあらゆる全てのもの(人を含む)に、いろいろな兆しが潜んでいますよ。と書かれた方は表したのだと思います。
令和二年最後の月、新たな年を迎えるにあたり何か気付かされる書でした。
今年は、新型コロナウイルスにおいて沢山のものに変化があった年でした。今までの日常だったものが、日常では無くなる。どんどん新たな時代を迎えていっているように感じます。
こんな大変な時ではありますが、沢山のものに萠は潜んでいるのではないでしょうか。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
電話 0774-32-4683