月初めには、ご本尊様・干支の守本尊八仏様・墓地(一般墓・永代供養墓・樹木葬)・水子供養の数珠掛け地蔵尊への回向を行いました.。
5月5日は宝善院を建立した独振(どくしん)和尚の年回忌法要の日でした。今年は331回忌法要でした。御本山萬福寺の管長猊下をはじめ塔頭寺院の諸大徳に御参集頂き無事に法要を厳修することが出来ました。禅師の法要後、当院の檀信徒のご先祖様の回向も併せて執り行って頂きました。皆さまのお陰様で今年も無事にこの日を終えることが出来ました。この独振和尚の法要の日に、必ず床の間に禅師の頂相(ちんそう)を掛けています。
頂相(ちんそう)は、禅僧の肖像画のことを指します。わたしどもは『頂相(ちんそう)』と読みますが、「ちんぞう・ちょうそう」とも読みます。この『頂相』という言葉、「相」は仏教では仏様や菩薩様の身体の特定の特徴や形状を意味し、本来は『頂相』はその中でも特に頭部に焦点を当てたものを意味していました。それが転じ、中国宋代に禅僧の相貌を指すようになり、その肖像画の通称として定着しました。それが日本でも用いられるようになったそうです。
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上の動画は、年明けごろに作成頂いたものです。宝善院でお祀りしている干支ごとに決まっているご自身をお守り下さる仏様について紹介したものです。今回は、亥(いのしし)歳生まれの方の仏様についてです。少しずつ紹介していく予定です。よろしかったらご覧下さい。