冬至も過ぎ、宝善院でも新年を迎える準備が進んでいます。下の写真は冬至に撮影した宝善院になる柚子です。
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昨日29日には、お餅つきを行いました。一般的に12月29日にお餅つきを行うことを嫌うのですが、黄檗宗では『29(ふく(福))』として本山萬福寺でも行っています。写真は、宝善院で鏡餅用に丸めたお餅です。ご本尊様・干支の守本尊八仏様・水子供養の数珠掛け地蔵尊様へのお供えようのものです。
本日は宝善院の新年の準備と併せて、本山萬福寺の年末年始の荘厳(しょうごん:準備のこと)も行われていました。8時より開山堂の準備から始まり本堂の大雄宝殿や各お堂の準備が行われました。本山でも鏡餅をお飾りしました。
写真は本山萬福寺の布袋さんです。新しい年がみな様にとって素敵なものになるように願われているように感じます。
本日で、本山も宝善院も無事に新年を迎える準備が整いました。明日大晦日、本山では除夜の鐘が撞かれます。この『除』という字は「古いものを捨て新たなものをに移る」という意があります。一年の終わりの日であり新たな年を迎える大晦日のことを「除日(じょじつ)」といい、除日の夜に撞く鐘のことを『除夜の鐘』というようになったそうです。お時間ある方は本山萬福寺へ足を運ばれるのも良いかもしれません。
宝善院へは除夜のお参りは行えませんが、日のあるうちならいつでもお参り頂けます。例年同様、年末年始に近づくにつれてお参りの方も増えています。どうぞお参り下さい。
今年一年も多くの方のお陰様で無事に一年を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。新しい辰年が皆さまにとっても宝善院にとっても良き年になることを祈念しております。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
電話 0774-32-4683