久しぶりの更新です。
現在、当院の法務以外に御本山萬福寺の典座(てんぞ:台所のこと)において黄檗宗の精進料理『普茶料理』の勉強をさせて頂いています。多くの方に助けられながら、日々を過ごしています。忙しさにかまけて、更新を怠っていました。日々の宝善院のことや禅語を見て頂いてるという声も聞いていたので、申し訳なく感じています。
年末から現在まで、宝善院では塀・門の修復やコロナ禍が過ぎてからの夜の坐禅会『夜坐(やざ)』の再開、新たな出会いでの教室の開始の計画などがありました。
順を追って紹介していきます。まずは、年末に完了した塀と門の修復工事についてです。
【10月になりました】でお話していた通り、11月初旬より塀と門の修復工事を業者様に施工を開始していただきました。昨年の内に塀と門の工事が完了しました。修復にあたり、檀信徒様・有縁者様の多大なるご援助を賜り、厚く御礼を申し上げます。皆様のお陰様で無事に塀・門の修復ができました。
落慶法要は、3月21日(春分の日)の春季彼岸法要に併せて行いました。当日は檀信徒様・有縁者様とともに法要を厳修致しました。御本山からは禅堂に掛塔されている雲水さん(修行僧のこと)も法要に参加頂き、無事に円成の運びとなりました。
落慶法要と同じ日に行いました春季彼岸法要も例年通り、無事に厳修しました。本堂に於いて檀信徒様・有縁者様の先祖供養を行い、墓地へ移り一般墓・永代供養墓・樹木葬での総回向法要を行いました。最後に、水子供養の数珠掛け地蔵尊での読経で彼岸法要は円成となりました。
三枚目の写真は、春季彼岸会に於いて恒例になっているお餅つきの様子です。コロナもだいぶ落ち着き、三年ぶりの餅つきになりました。法要もお餅つきも多くの方に参加頂きました。お礼申し上げます。ありがとうございました。
少し戻りますが、1月からは隔月でお茶席が設けられています。下の写真は一回目のお茶席の様子です。一日に何度も釜をかけ、毎回100名以上の方がお越しになられています。多くの方が宝善院へお参り下さることは大変ありがたい事です。
3月からは夜の坐禅会『夜坐(やざ)』を再開することができました。宝善院のことに尽力下さる方々との出会いもあり、夜坐は月1回のペースで行えています。回数を重ねるごとに参加される人数も増え、感謝しかありません。
次回の夜坐のチラシを載せておきます。次回は8月20日(日)20:00より坐禅を始めます。一時間程度の坐禅会です。どなた様も参加頂けます。こころのゆとりを作る・ご自身を見つめる時間にして頂ければと思います。毎回、坐禅の仕方も説明しています。初めての方も安心して参加下さい。参加希望の方、チラシの連絡先(宝善院)へご一報頂ければ幸いです。
一枚目の写真は年中行事の法要の様子です。本山萬福寺の和尚様・塔頭寺院の和尚様にご参集頂き、円成の運びとなりました。
大事にしている桔梗(ききょう)は、今年も無事に花を咲かせてくれました。写真は水子供養の数珠掛け地蔵尊前の桔梗です。ちょうど今も見頃です。お参りの際、少し足を止めて頂ければ幸いです。Instagramでは、今年も種から育てている桔梗を紹介しています。
最初に話した新たな教室は現在計画中です。諸々決まりましたら、改めてお知らせします。
早いもので、今年も半分と一ヶ月が過ぎ去ろうとしています。今年は宝善院にとっても良い出会いが多いように感じます。諸々のご縁がより良きものになるよう願っています。
ゆっくりにはなりますが、少しずつHPの更新も行っていこうと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
電話 0774-32-4683