本日は中秋です。明月が秋の夜長を照らしています。写真は、宝善院から本山萬福寺までの塔頭寺院の屋根を月明かりが照らしているものです。宝善院からも中秋の名月を愉しむことができました。
今年の中秋の名月は、満月になりました。昨年も満月だったそうで、2年連続の満月ということになります。
中秋の名月は満月とは限りません。中秋である旧暦の8月15日の月が一年を通して最も美しいとされていたことから、その名がつきました。今年は、たまたま中秋の日にちょうど満月があたったということです。来年(2023年)もちょうど満月にあたるようですが、それを逃すと次は2030年になるそうです。
ところで、「中秋」という漢字ですが同じ読み方で「仲秋」というものがあります。「中秋」は、秋の真ん中という意味であり、今年で言うと本日のことを指します。もう一方の「仲秋」は8月全体のことを指します。ですので、本日は“仲秋の名月”ではなく『中秋の名月』となります。
最後に、宝善院から撮れた中秋の名月を紹介しておきます。ほんとうに綺麗でした。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
電話 0774-32-4683