夏にお参りの方が、少しでも涼(すず)やか気持ちになってもらえればと思い、昨年より桔梗(ききょう)の苗を墓地への参道の途中におられる水子供養の数珠掛け地蔵尊を中心に境内に植えています。桔梗の花は涼やかな色で、わたしの好きな花です。今年は、桔梗を種から育ててみようと思っていました。【六月になりました。】でも紹介しましたが、今月の1日に桔梗の種撒きを行いました。
桔梗は、種蒔きより平均で20日程で発芽するそうで、丁度その頃に小さな芽が出てきました。発芽まで20日程かかるとは聞いてはいたのですが、なかなか芽が出ず、大丈夫かなと思っていました。少しずつではありますが、所々に芽が出始めて安心しました。
芽が出てからはから10日程経った今日、芽と芽の間隔が狭いと発育が悪いらしく間引くことにしました。間引いた芽も育つかは不安ですが、少し離れたところに植えたり別の鉢に植えました。
順調に少しずつ大きくなってきています。秋ごろに涼やかな花をつけてくれることを願っています。無理なら来年。また、こちらでも発育の状況を報告していこうと思います。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
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宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
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