だんだんと秋が深まってまいりました。宝善院の紅葉も見頃を迎えています。知人から送られてきた、当院の境内の秋らしい写真です。門を入って、すぐの所におられるお地蔵様です。
お地蔵さまの奥に進むと、更に紅葉が拡がっています。今年の紅葉は昨年よりも綺麗に色づいているように感じます。紅葉が美しく色づくには、晴れる時間が長く、夜中にぐっと冷えることが必要らしいです。今年は、ちょうどそれにあてはまっているそうです。
紅葉(もみじ)にも花言葉が5つ程あるようです。「自制」「節制」「遠慮」「美しい変化」「大切な思い出」です。最後の二つは紅葉(もみじ)らしいのですが、残りの三つは似つかない様に感じました。「自制」「節制」「遠慮」は、新緑の季節に咲く花より、紅葉の季節の葉に注目がいく事からついたものだそうです。
紅葉(もみじ)はもちろんのこと、他の植物も色づきを愉しむことができます。宝善院の南天(なんてん)の真っ赤な実。本山萬福寺の立派な銀杏の木の紅葉。たくさんのものが深まる秋を知らせてくれます。南天の写真がありますので、最後に紹介しておきます。
お参りの際、お寺の紅葉も愉しんで頂ければ幸いです。新型コロナウイルスは少しずつ落ち着いてきているようですが、寒暖差が厳しい季節です。時節柄、どうぞご自愛下さい。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
電話 0774-32-4683